オール北海道事業 代表挨拶

「オール北海道先進医学・医療拠点形成」プロジェクト
北の大地から明日の医療への橋渡し

基盤構築から自立化へ。
橋渡し研究 新たな領域への挑戦。

 アカデミアにおけるライフサイエンスの基礎研究を臨床研究・治験などを通じて、医療につなげる橋渡し研究事業は、平成19年度に開始された第1期「文部科学省 橋渡し研究支援推進プログラム」に引き続き、平成24年4月から始まった第2期「文部科学省 橋渡し研究加速ネットワークプログラム」も、本年度が最終年度となりました。
 現在、北海道臨床開発機構 (HTR) では、医師主導治験等3件以上、R&Dパイプラインの確立、シーズの育成機能の強化、国際競争力の強化、そして投資効率を考えた自立化へという第2期プログラムのミッションの実現に向けて積極的に取り組んでおり、医師主導治験が5件と既に目標を達成するなど着実な成果を得つつあります。
 また、HTRでは、シーズの研究・開発・企業への引き渡しを一貫して行える支援体制の充実にとどまらず、新薬、医療機器、再生医療などに関する新たなシーズの発掘を進めながらパイプラインを充実させておりますが、医学の進歩に伴い最先端の科学性が求められるシーズも多く、これら各シーズの支援も的確に支援できるように高度な専門性を持つ人材育成も進めているところです。
 今後ともアカデミア発の多くのシーズを支援し、それらの成果を一日でも早く医療現場に提供できるように鋭意取り組んでいく所存です。関係の皆様には、引き続きご指導とご協力をいただきますようお願い申し上げます。

代表研究者・北海道大学総長 山口 佳三
札幌医科大学長 塚本 泰司
旭川医科大学長 吉田 晃敏

3大学長(平成28年度)

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