北海道臨床開発機構が支援する研究と研究シーズ
北海道臨床開発機構では、将来臨床への応用が可能で優れた基礎研究に対して支援をしていきます。
平成23年7月現在で、札幌医科大学4件、北海道大学4件、旭川医科大学2件、浜松医科大学1件の、全11件の研究を育成対象シーズに選定して橋渡し研究を進めています。
また、今後新規に採用したシーズについては、 「インキュベーションシーズ」として支援を進めて いきます。現在、2件のシーズ研究を支援しています。
支援対象の研究
本機構では、支援対象とするシーズ研究を3医育大学を中心に他大学、研究機関、企業等から発掘・募集をしています。支援対象とする研究は、次の4点に合致したものを指します。
- 先進医学・先端医療機器・特定保健用食品などに関係するものであること
- 研究のステージとして、臨床試験に向けた動物実験が進行中、または、予備的な臨床研究が進行中で あること
- ヒトへの適応を目的とする研究であるため、研究の目的と方法が合理的であり、かつ安全性・倫理性が 十分確保されること
- 治験の実施または先進医療としての申請を経て、医療への定着・普及が期待されるものであること
現在、下記の医師主導治験の支援を行っています。さらに臨床研究(プラチナ化合物等のがん化学療法剤の臨床研究)等の支援も行っています。
シーズ研究について
オール北海道プロジェクトシーズ一覧(日本語/平成24年1月現在)
オール北海道プロジェクトシーズ一覧(日本語/平成23年9月現在)
インキュベーションシーズ一覧(日本語/平成22年12月現在)